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向島地域について
向島地域は、本州と四国を結ぶ瀬戸内しまなみ海道の本州側最初の島の向島・岩子島で構成されています。古くから造船業の集積があり、第2次産業の就業率が高く、造船業とともに地域は発展してきました。近年は少子高齢化と熟練技術者の高齢化に伴い、技術の継承が課題となっています。一方で、平成26年の「瀬戸内しまのわ2014」やしまなみ海道を縦断する国際サイクリング大会などの開催もあり、サイクリングや外国人観光客のインバウンドが増加してきており、今後も観光客の増加が見込まれる地域です。
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向島地域の事業者紹介
岡本建設株式会社 岡本さん[事業承継者]
当社は創業50年を迎える老舗ではありますが、昔とは違い建設業界への求職者が減少しているためか、ハローワークへ求人票を掲載しても応募が無い時期がありました。そんな折、商工会の無料専門家派遣制度を利用し、求人票の記載方法の指導を受けたことで、具体的な採用条件の提示方法、分かりやすさ、求めている人材の明確化が出来たことで、条件に合った方を採用することができました。>HP
有限会社 宮本本店 宮本さん[事業承継者]
自然素材を使って、住まう人が本当に気持ちよく、身体にやさしい家づくりをしていくことを信念に、自然素材の建築資材の販売を行っています。商工会には自然素材を使用した「瀬戸漆喰」という新商品を開発するにあたり、その事業展開についての事業計画等をサポートしていただきました。また、小規模事業者持続化補助金の申請においても支援を受け、自社のホームページを開設することができました。>HP
ろのまえ 中原さん[創業者]
ろのまえでは、1Fでは喫茶室「企図企図」、2Fでは「ろのまえ文庫」という裁縫や映画を観る会などのイベントも行うことができる貸しスペースを運営しています。商工会には創業するにあたり、尾道市の店舗改装工事補助金を活用する際に創業計画の作成支援をしていただきました。週1回ペース相談に乗っていただき、無事に申請も済み、改装・開業に繋げることができました。>HP
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御調地域について
御調地域(旧御調町)は尾道市の北部を占め、尾道の奥座敷とも呼ばれています。町内を流れる御調川と尾道から山陰地方へ至る出雲街道が交差する地として、古くから市場町として発達してきました。2つの国道の交差点に位置する『道の駅クロスロードみつぎ』では地場産野菜の販売をはじめ、近隣の特産品を取り扱っており多くの利用者で賑わっています。産業では農・林業が主となっており米・野菜・果樹栽培が盛んですが、近隣の市域からの工場進出もあり、製造業も元気を見せています。また、かつて干し柿の一大産地として有名だった菅野地区では干し柿の再生への取り組みが始まり、里山ならではの風景が見られます。毎年11月にJAとの共催で御調ふれあい秋祭りを開催しています。地元郷土芸能などの披露や農産物の直売などで毎年約1千人の来場者があり、一年で最も御調町が賑わう一日となっています。福祉の町としても有名で、医療機関等が充実しているほか、スポーツへの取り組みも盛んで、特にソフトボールでは中学校、高等学校共に全国大会優勝経験があり、来る東京五輪予選に向けてメキシコ代表の合宿地にも選ばれています。
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御調地域の事業者紹介
諸毛屋旅館 一藤さん[後継者]
わたしは当初は地元を出て別の仕事をしていましたが、父親の死をきっかけに実家に戻り家業の旅館業を手伝うことになりました。旅館業の将来が明るくないことから、お好み焼きの提供も始めましたが、都市部とは違った田舎ならではの経営に戸惑っていました。そんな折、商工会青年部へ誘っていただき迷わず加入しました。それ以来、地域の方々と関わる機会ができ、そのつながりを通じてお客さんが増え、ただの飲食店ではなく、人が集まれる場所として成長することができました。>HP
河野園芸 河野さん[事業承継者]
商工会には先代から加入しており、私自身、青年部の副部長を務めさせて頂いております。青年部活動を通じて尾道市内だけでなく、広島県商工会連合会が開催するセミナーなどにも参加する機会が得られ、広い地域のひととのつながりを持つことが出来ています。事業展開のアイデアやノウハウを学ぶことはもちろん、同年代の事業者との交流を通じて仕事へのモチベーションアップにつながっています。>HP
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瀬戸田地域について
瀬戸田地域は、本州と四国を結ぶしまなみ海道のちょうど中間点、広島県と愛媛県の県境にある生口島と高根島で構成されています。古くは塩田と造船で栄えた瀬戸田地域ですが、その他にも耕三寺や平山郁夫美術館を中心に、瀬戸内の多島美を求めて多くの観光客が訪れる観光地でもあります。近年は、しまなみ海道がCNNにより世界の七大サイクリングロードに取り上げられたこともあり、国内外から多くのサイクリストが訪れるなど一層の賑わいを見せています。多くの観光客をおもてなしする特色のある飲食店や土産物品店も自慢です。また、柑橘を中心とした農業も盛んで、レモンやネーブルは日本一の生産量を誇っており、レモンの島とも呼ばれ、農商工の多種多様な表情が垣間見える地域です。瀬戸田支所管内は、商店街や土産物店・飲食店が立ち並ぶ瀬戸田・中野地区、造船業が盛んな沢地区、みかんが特に有名な高根地区と愛媛県を望む風光明媚な南地区といったように各地区が特色を持っており、商工会ではそういった特色ある地域を彩る事業者の皆様が事業に集中できるよう支援に取り組んでいます。また、経営支援だけでなく、地域の振興活動にも役職員が積極的に取り組んでおり、当地域で最大のイベントである瀬戸田町夏まつりでは、実行委員会の中核団体として、行政や関係諸団体と情報交換・連携を図りながら活力ある地域づくりを目指しています。
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瀬戸田地域の事業者紹介
蛸料理ちどり 橋本さん[後継者]
昭和40年に創業し、瀬戸田が誇る名物の蛸を使った蛸料理専門店を経営しています。最近では、瀬戸田町が日本で一番の生産量を誇る特産のレモンをたっぷりと使った新メニューとして『レモン鍋』を提供しています。レモン鍋をご家庭でも楽しんでいただけるようにと『レモン鍋の素』を商品化し、その際に、お店のHP開設やパンフレット制作などで商工会のサポートを受け、おかげさまでお客様も増え、全国ネットのメディア取材も多く受けることができました。今後は、サイクリングブームで海外からのお客様も増えてきているので、メニューの多言語化のサポートもお願いしようと思っています。>HP
小さなお宿LINK 輪空 小吹さん[創業者]
2013年から瀬戸田町の御寺で瀬戸内海の海を望みながらゆったりとした時間を過ごせる小さなお宿を営んでいます。スタッフにサイクリングインストラクターがおり、宿泊だけでなく、ツーリング引率やレンタサイクルなども行っています。他の地域から移住して来ての創業で地域のことが分からないことだらけでしたが、商工会には開店当初から加入して、色々な情報をいただくことが出来ました。お客様が増えるに連れて日常の経理に追われるようになったので記帳代行や確定申告など基礎的な経理支援を受けています。おかげさまで日常の経理に追われることがなく、事業に集中できています。>HP